本商品で使用された酵母は、(株)トロピカルテクノセンター(沖縄県、国および県内の主要企業が出資した第3セクター)が、沖縄県内の果実や花など自然界から多数の野生酵母を分離し、その中でマンゴー果実より分離された酵母が優良酵母として選抜されました。本商品は「マンゴー酵母」を使用した泡盛の実用化に向け、忠孝酒造、トロピカルテクノセンター、国立沖縄工業高等専門学校との共同開発で研究を行い、はじめて泡盛としての商品化に成功いたしました。
この「マンゴー酵母」で仕込んだ忠孝原酒はバニリン(バニラの香りのする芳香物質)の元である4-VGが通常の泡盛に比べ10倍以上も含んでいます。
バニラのような甘い香りがより感じられ、甘味は際立っています。また、古酒香のもとになる成分が多くふくまれていることから、熟成が進むことにより、さらに香味豊かな味わいになることが期待できます。
新酒で44度のため水割りして飲むことをお勧めします。グラスに氷を入れ、泡盛と水を5:5で割るとさらに甘味が感じられ、まろやかな味わいで美味しくいただけます。コクがしっかりありますので水っぽくなりません。もっと泡盛本来の旨味・コクを堪能されたい方にはロックがお勧めです。
「忠孝原酒44度」は熟成させると、より甘味・香りが他の泡盛よりも強くなると期待できますのでしばらく家庭で寝かせて各家庭それぞれの古酒を作り、飲むのも面白いと思います。