山あいを流れる清冽な球磨の水、そして豊かな大地により育まれた厳選の仕込み米から、じっくりと熟成され、奥深い芳醇な味わいの焼酎が生まれます。一勝地は、球磨川の中で最も急流な鮎釣りのポイントとして有名です。
また、その地名は、一升内と書かれていたものを明治元年に改名されたと伝えられています。
球磨焼酎「一勝地」は、この縁起の良い名前にふさわしい、自信をもってお届けできる、一次・二次ともに甕(かめ)で仕込み、樽で長期貯蔵したまろやかな口あたりでコクのある味わいの極上の逸品です。ブランデーを思わせるような琥珀色が特徴です。
一勝地について
★醸造までの工程を昔ながらの手造りで続けている200年以上続く現役の蔵
200年以上経つ現役の蔵で、日本でも屈指の巨大な鍾乳洞「球泉洞」がある球磨村に位置し、球磨焼酎の蔵の中では一番下流にあります。
小じんまりとした蔵に一歩立ち入ると、そこには時が醸し出す風格があり精悍さを感じます。
2世紀以上前に一勝地の入り口にあった蔵は、明治41年(1908年)肥薩線の鉄道建設にあたり、土地の収用を受け現在の場所へ移転。
創業時から使用していた甕(かめ)も大切に移しました。
麹造りから洗米、醸造までの工程を実直に昔ながらの手造りで続けています。
人吉・球磨伝統の、甕(かめ)仕込みの焼酎造りにこだわった作業場は、麹室や蒸留器のある母屋とモダンな赤レンガの蔵にあり、この中には20もの甕(かめ)が整然と並び、一次、二次の仕込みともここで行われます。
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手造り麹
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蔵の玄関
商品情報
- 蔵元
- 渕田酒造本店
- サイズ
- 720ml
- 種類
- 焼酎乙類
- アルコール度数
- 25度
- 原材料
- 米(国産)・米麹(国産米)
- 蒸溜方式
- 減圧蒸留
球磨焼酎紹介動画
『一勝地』の蔵元『渕田酒造本店』と球磨焼酎の魅力を、球磨焼酎案内人の立山さんがご紹介しております。
是非ご覧ください。
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『一勝地』の蔵元『渕田酒造本店』のご紹介
100年以上の歴史を持ち流球磨川の最も下流の渓谷にある渕田酒造本店は2020年7月の豪雨水害で大きな被害を受けました。
水害の被害から奇跡的に免れた球磨焼酎の「一勝地」で再起をかけます。
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球磨焼酎のご紹介(その1)
九州南部の熊本県にある人吉球磨地方は、500年前より米焼酎造りが盛んでした。
1995年、世界貿易機関(WTO)より「球磨焼酎」として産地指定を受け、国際的にも希少な米焼酎ブランドとして認められます。
そんな「球磨焼酎」の歴史と魅力を球磨焼酎案内人の立山さんが語ります。
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球磨焼酎のご紹介(その2)
500年の伝統を持つお米の焼酎「球磨焼酎」の魅力を、球磨焼酎案内人の立山さんが語ります。